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四季折々のメニューを味わうことができるからです。
献立表を保存しておけば、後々自分で献立をたてる時に大いに役立ちます。
1年たつ頃には、料理好きな方ならほとんど自分で「治療食」を作れるようになると聞きました。
こういう人たちは自宅入院の上級者、といえるでしょう。
料理が苦手な方でも、治療食を食べ慣れてくると、外食でも上手にメニューを選べるようになり、食べる量を目と口で自然に判断することができるようになります。
自分が必要な量だけ食べて、満足して箸を置けるようになるのです。
私は身長173センチメートルですが、体重が70キログラムを超えると、宅配食で『自宅入院』して70キログラム以下にコントロールします。
自分でできないことは患者さんに強制しないのが私の主義です。
自分でやってできること、そして効果があることだけを、患者さんにはお勧めしているつもりです。
ここまで読んできて、皆さんはそろそろお気づきかと思います。
次でも詳しくお話ししますが、肥満は病気ではありませんが、肥満症は立派な病気なのです。
その病気を治すために、私は治療食というアイテムを勧めているのです。
多忙な方ほど『自宅入院』をして低カロリーバランス食という治療食を体験学習してみることが、肥満から脱出する最短距離であると私は信じています。
私たちは物心ついた頃から、当たり前のように毎日3度の食事を摂ってきました。
はじめは親の作ってくれる食事を食べ、学校で級友と1緒に給食を食べ、家族とテーブルを囲み、家庭料理を食べて成長してきました。
長じて友人や同僚たちと食べる外食を覚え、自分で食事を作ることを覚え、仕事先や旅行先で未知の食べ物とも出会ってきました。
食事は生きるための獣であると同時に、享受すべき文化や文明の大切な構成要素であり、創作であり、刺激であり、快楽でもあるのです。
しかし、食事は場合によっては過剰なカロリーとなり、健康をそこなう1因ともなりえます。
そしてそれでもなお、私たちは毎日毎日、食事を摂らねば生きてはいけません。
飽食の社会に生きる私たちにとっては、自分にとって必要な食事はどうあるべきなのか、真剣に見極めることが大切なのだと思います。
食事に振り回されたり支配されるのではなく、今こそ食事を自分の手に取り戻すべき時期なのです。
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